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契約的束縛ー羞恥公開調教
第24章 男達の心と覚悟
「美波ぃー!
美波はどう思う?
やっぱ、じゃんけん??」
「うーん、それを私に聞かれても‥‥困るような‥‥‥」
一番自由に見えて、一番トラウマになるほどの過去を持っていた宮野さん。
だけど自分から変わる意志を持ってからは、凄い逞しくなったと思う。
色んな事を進んでやるようになったし。
嫌いと言っていた妙齢の女性にも、愛想を振りまけるくらいになった。
「・・・・・」
「ありがとう本郷さん」
無言で自分のYシャツを、私に掛けてくれる本郷さん。
口数が多い訳でも無く、口が上手い訳でも無い。
だけど、心の中は凄く温かく優しい。
不器用な本郷さんだけど、一番気を使っていてくれているって分かってる。
私だけじゃ無くみんな一律に、それもスタッフにまで、それが本当の本郷さんの姿。
もう少し話してくれたら、みんな分かってくれるとは思うけど。
でも此処にいる私達は、本郷さんの優しさを知っているから。
1人1人が個性的。
だけど、みんな集まったら凄く強い、何でも出来ちゃうんじゃないかってくらい。
そんな4人だから、私は好き。
ずっとこうして5人で居たい、これが私の望み、そして望みを叶えてくれる男達。
昨日の事なんて些細な事、みんなそう言っているようで、そして私もそう思えて来る。
凄いよね、4人の力って・・・・・

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