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契約的束縛ー羞恥公開調教
第23章 束の間の安息と従者の秘密
(・・凄い話になってる・・)
目が覚めたら拠点の私のベッドの上だった。
最後の記憶は‥‥組事務所を出るのに櫻澤さんに横抱きにされた所まで。
どうやら張り詰めていた糸が切れてしまって、昏睡してしまったみたい。
「現状維持しか無いだろう‥
変わりの組を見付け次第、調教再会するぞ」
そうだよね。
今の私達には、それしか出来ない。
東条海里が失踪したって、私達のやる事は変わらない。
(・・・でも・・・)
みんなを守る為だったとはいえ、私は薬を打たれて沢山の男達に身を任せた。
それに私を助ける為に、みんな無理をして。
私、本当にこれで良かったの??
「美波ぃー
何時ものは?」
「・・・えっ!?」
変わらず私に抱き付いている宮野さん。
ああ、そうだよね、何時もは髪を撫でているもの。
「・・・・・」
何となく、手が伸びない、宮野さんの髪に触れられない。
ごめんなさい少し時間を頂戴、気持ちの整理を付けるから。
「・・・
宮野さん、私もう少し休むね・・・」
「美波??」
ごめんなさいと思いながらも、私は宮野さんを置いてソファーから立ち上がる。
陵辱し尽くされた躰、ちゃんと気持ちの整理だけは付けるから。

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