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契約的束縛ー羞恥公開調教
第22章 盟主の力
「仁科??」
「歩けないとは言いませんが‥‥少々肩くらい貸して頂けると‥‥ありがたいですね‥‥はぁ‥‥‥」
美波は眠ってしまっているし、仁科は一気に調子が悪そうな顔。
この2人を引きずって車までか、幾ら何でも重いぞ。
「肩くらい貸してやる」
「ちょっと雷は無理やり過ぎました、力の均衡が狂ってしまい歩くのがやっとなんですよ‥」
俺の肩に腕を掛けて、何とか歩いている今の仁科。
先ほどとは、全くの別人のようだ。
(仕方無いか‥
奮闘したのは、仁科と美波だからな)
この2人を支えながら車へ。
流石に車近くまで来たら、本郷達が気が付いて仁科を支えて車まで運んだが。
「全く、慣れん事はするもんじゃ無い」
帰り道、仁科と美波は眠ってしまい、後ろで宮野が心配そうに付いている。
「本当に上杉組は壊滅‥
まさか雷が落ちるとは‥‥」
「ああ‥‥
天罰ってやつか?
後少し遅かったら、俺達も巻き込まれていたがな」
・・盟主仁科という天罰だが・・
とりあえず上杉組は壊滅、神楽亜弥も消えた。
残るは東条海里ただ1人。
後ろ盾も片腕も居なくなり、あの男はどう出て来るのか?
幾ら俺でも、そこまでは完全に読めなかった・・・・・

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