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契約的束縛ー羞恥公開調教
第22章 盟主の力

(・・・ヤバいな・・・)
スタッフを少々ながら脅し、何をしたか吐かせた。
青痣の数ヶ所くらい出来ているだろうが、構った事じゃねぇ。
・・あの男が吐いた内容よりは・・
(知らせるべきか??)
だがそれは、杯を受けた組長に対する裏切り。
若頭のこの俺が組長を裏切る、それはこの世界で生きて行けなくなるのに等しい。
(しかし止めないと、後戻りが出来なくなるんだぞ!?)
スタッフが設置した爆薬の出所。
それがうちの組だとバレたら、櫻澤は確実にこの組を潰しに掛かる。
それだけの空恐ろしさ。
こんな世界に身を置いている俺でさえ、そう思う怖さが櫻澤にはある、それも無視出来ない。
「・・・・・・・行く・・・か・・・・・」
二者選択・・・
だとしたら、これは賭だ!
俺は・・・櫻澤に賭ける!!
「兄貴、お出掛けですか?」
「ああ、こんな雰囲気じゃやってられねぇ‥
ちょっと外すぜ」
「へい、お任せ下さい」
事務所を通ったが、何も不信に思われずに外へと出た。
その足で急ぎ駐車場に走り、車に乗り急発進。
目的の場所は、櫻澤達が拠点にしている大物政治家の別荘。
この辺りじゃ、有名な場所だ・・・・・

