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契約的束縛ー羞恥公開調教
第18章 愛眼の調教師
「適材適所‥
美波、嫌な事までやるの??」
「嫌とは思って無いよ‥
調教師になろうと決めた時に、堕ちるのは心が弱いからって腹を括った‥
迷わないって‥‥」
「・・・・・俺は・・・・・」
どうして美波は、こう強く居られるんだろう?
調教に堕ちもせず、調教師になっても心強い。
弱い俺なんかとは、全然違う。
俺は、過去から抜け出せない‥
奴隷のように扱った金持ちの女‥
自分の身の為とは言え、俺を犯す男‥
今思い出しても嫌悪感でいっぱい、だから‥‥俺は逃げた‥‥俺を受け止めてくれる美波に・・・
だけど、その間に美波は俺より遥か上に行ってしまった。
調教される側を一番よく知っている筈なのに、完璧な調教師をしてる。
どれだけ辛いか理解している筈なのに、それを一切見せないで。
美波は調教師の道を選び、そして完璧にこなしている。
嫌のひと言も無く、初めから調教師だったように。
「どうしたら・・・美波みたいになれるんだろう・・・」
「・・・宮野さん・・・」
俺の心の弱さ。
どうしたら、トラウマから抜け出せるか?
美波だったら、答えをくれる?
俺が思うような答えをくれる??

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