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契約的束縛ー羞恥公開調教
第17章 魅了の調教師
「今日はこんな所だな‥
明日は仁科か」
「私の方は、もう殆ど教える事はありませんからね‥
ケアは問題ないです、話し方も美波独特に発展しましたし、残るは精々指先技くらいです」
その仁科さんの指先技が、一番難しいような気がするけど。
これは仁科さん独特で、本郷さんも宮野さんも出来ないって言っていた。
中途半端の私は、まだまだ覚える事が沢山。
ついでに客対応も覚えなきゃならない、如何に誘いながらかわすか。
これは、櫻澤さんから教わっている。
「んー
今日も終わった――」
あの後、スタッフが作った夕食を食べて、のんびり風呂に浸かってから、漸く私服に着替え。
これで漸く1日が終わる。
後は自由時間なんだけど、さしてやる事が無いので、SM関連の本を読んでいるのが最近の癖。
こういう本は、櫻澤さんから借りた。
ショーの参考にする為に、結構持っているらしい。
(・・・
なんだろう・・・凄く眠い・・・)
時計を見たら21時。
普段は、こんな時間に眠くなる事なんて無いのに。
「まさか、また風邪とか?」
でも、ちょっと違うような?
毎日の調教練習で、疲れているのかな??
「よく分からない??」
とりあえずと、本を持ってベッドへ潜り込む。
多分こうしていれば自然に眠れる、そう思って・・・

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