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契約的束縛ー羞恥公開調教
第13章 調教師の立ち位置
「血の餓え・・・
惨殺された刀谷は、大量の血液が無くなっていた・・・」
「ええ‥‥
私が頂きましたよ刀谷の血を、美味しくは無かったですがね」
「血を‥‥飲む‥‥」
「・・・吸血鬼‥‥分かりますか??」
「ああ‥
女の首筋から血を吸うあれだろ??」
「それが一番近いかと思います‥
人は動けば、お腹が空き食事を取りますよね?
それと同じ、力を使えば力が低下し食事と同じく血を取る‥‥人間から‥‥
それが私の一族の宿命」
「人1人の命だ、簡単な事じゃ無い‥
血を取り殺されれば警察が動く、何時までも繰り返せる事じゃないだろ」
日本の警察は優秀だ、繰り返していれば何時かは嗅ぎ付けられる。
そのリスクを背負っても、惨殺を繰り返すのか?
「日本ではそうですね、簡単では無いです‥
遺跡に居れば、賢人共が供物だと勝手に持って来ますが‥‥
まあ、餌は賢人に頼みましたので、日本の警察の厄介にはなりません」
吸血鬼のように血を好み、普通の人間より長い寿命、そして絶対的な力。
Cross selsが、賢人が、餌として人間を差し出してでも、是が非でも仁科を離さないのは分かる。
それに遺物だったか、扱えるのは仁科だけだと。
分からないのは、生き残りで仁科1人しか居ないというのに、何故美波が仁科と同じくなれたのか?

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