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契約的束縛ー羞恥公開調教
第13章 調教師の立ち位置
「それで構いませんよ‥
外見じゃない中身が問題、白人種は私の良い餌になる、それだけの話です」
『盟主1つ‥
何故白人種男性を?
盟主に男性は必要無い筈と記憶にあります故』
「ええ私には‥
男性の方は暫く飼い殺しでしょう‥
布石ですよ・・・これからのね・・・」
確かに私は男の血は好まない、女‥‥それも白人種女性。
それを犯しながら血を喰らい尽くすのが、私の本来の好み。
男と言ったのは、これからの美波の為。
今は力の顕現が無く、心身共に普通で安定状態、"今"はですが。
いずれ稀少種へと顕現すれば飢える、私達は血の誘惑には逆らう事は出来ない。
それが稀少種の定、神が付けた柵ともいう。
そして無作為に血を求め、日本人を殺されてはこちらが困る。
日本の警察は、なかなかに面倒くさい、これは刀谷の1件で思い知った。
だからこそ何時必要になっても良いように、中央へ白人種男性と言ったのが賢人に伝わったよう。
まだ先の話になるが、確実な物を確保しておく事に越した事は無い。
『新たなる盟主の為ですか・・
それで今は?』
「賢人は知っていると思っていましたがね?
・・・暫くは普通の人間と変わりありませんよ、完全に私が与えた力が馴染むまでは・・・
顕現はそれから、どう変化するのか‥‥それは私でも分かりません」

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