この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
契約的束縛ー羞恥公開調教
第9章 調教師の心
会員全てに通知メールを送っていたら、既に夕方過ぎ。
「・・今日は此処までか・・・」
開いていたパソコンを閉じて、一息吐いてから夕食でもと思いキッチンに向かった。
「??」
入って見れば、何故美波がキッチンに立っている??
「あ、櫻澤さんも食べませんか?」
「そう言えば仁科は休みだったな」
「そう聞きました‥
それでその‥‥宮野さんのリクエストでオムライスを作って見たんですけど・・・」
「主催、美波のオムライス、めちゃめちゃ旨いっすよ!」
「・・・
確かに旨いな・・・」
ソファーの方には、宮野と本郷が、美波に作って貰ったであろうオムライスを食べている最中。
「オムライスか‥
知ってはいるが、俺は初めてだ‥‥」
「食べた事、無いんですか?」
「ああ、成人過ぎまで海外だったから、そういうのには縁が無かった」
俺の感覚では、オムライスは子供の食べ物。
そんなイメージが強い。
「苦手‥‥ですか櫻澤さん?」
「いや、食べるとしようか‥‥」
「本当ですか!?」
嬉しそうにキッチンを動き回る美波だが、頬の大きなガーゼが痛々しい。
(傷痕は‥‥残るだろう‥‥)
刀谷を抑える方に回ったが、少し見た美波の傷は、決して浅いものでは無かった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


