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契約的束縛ー羞恥公開調教
第9章 調教師の心
少々驚いた美波の顔。
普段女に話す事は無いが、美波だったら良いと思う。
「過去の傷だ、脇腹と背中に少し広範囲にある‥
俺は男だから、見られてもそこまで気にしないが、美波はそうはいかんだろう」
「・・・
やっぱり残りますよね傷痕‥
本郷さんは傷痕が残った時、どう思いましたか?」
「どう‥‥か‥‥
一言で言えば馬鹿野郎だな、罠に掛けた連中を袋叩きにはしたがな‥
それで何が変わる訳では無かったが・・」
「・・・・・本郷さんって手が早い?」
「だから、どうしてそうなる‥
鍛えてるのは認めるが、不必要に手は出さんぞ?」
「・・・・・あれ?違ったみたい・・・・・」
美波から見て、俺はどういうイメージなんだ?
熊か何かか??
「あのな・・・
人を痛め付けるには、それなりに理由がある‥
理由無き暴力には反対派だぞ俺は、理由無き‥‥そんなのはただの外道だ・・」
「・・・・・外道・・・・・」
「昨日のみたいな事を言うんだ、己の腹いせの為だけに暴力を振るう‥
あれが外道と言わずして何と言う?」
理由無き暴力・・
権力者の一方的な暴力・・
そんなものは暴力ですら無い、ただの外道のやる事、身勝手な圧力だ。

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