この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イタズラな満月(フルムーン)
第10章 7th moon…偽りの心
「慌ててたって…もしかしてヤラかしたのかな!」
「うっそぉ!」
そうして、話していた会話を聞いていたユトと雅。
『なぁアリス…やらかしたって何か心当たりは?』
『…1つあるけど。それは久我君に限ってあり得ないよ。』
『何だよ、それ。』
『…着服系……』
そう言う雅の目はどことなく寂しげに見えた。そんな雅を見つめていたユトはペトっと膝に手を置いた。
『理由はどうであれ、アリスの前から居なくなるなんてオレは納得できない。訳くらい聞かなきゃ。』
『ユト…』
『大丈夫だ。夜までには見つけてやる。約束1つ守れない奴じゃねぇんだろ?』
髭をピンと貼りながら口角を上げ、金色の目を見開いたユト。その姿、表情はいつも雅の心を安心させていた。
「うっそぉ!」
そうして、話していた会話を聞いていたユトと雅。
『なぁアリス…やらかしたって何か心当たりは?』
『…1つあるけど。それは久我君に限ってあり得ないよ。』
『何だよ、それ。』
『…着服系……』
そう言う雅の目はどことなく寂しげに見えた。そんな雅を見つめていたユトはペトっと膝に手を置いた。
『理由はどうであれ、アリスの前から居なくなるなんてオレは納得できない。訳くらい聞かなきゃ。』
『ユト…』
『大丈夫だ。夜までには見つけてやる。約束1つ守れない奴じゃねぇんだろ?』
髭をピンと貼りながら口角を上げ、金色の目を見開いたユト。その姿、表情はいつも雅の心を安心させていた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


