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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第20章 会長の判断と決断
「・・・
まずは‥高橋涼太の話を聞いている間に、朔夜叔父と五十裏の当主を抑える‥
早乙女一族の当主は私だ、私に逆らう意志は必要は無いよ」
「・・・紀永・・・」
クラスター社では無く、早乙女一族当主として‥
こんな事を言う紀永は‥初めて見る。
「この格好ではね‥
着替えて来るよ」
「・・・紀永」
「ん??」
「・・私も付き合って良い?
勿論正式に‥‥」
「美紀‥‥
良いのかい?
それをしてしまえば、せっかくの御披露目のイメージを崩してしまう事になるのだよ??」
「分かってる、でも今紀永と抑えなければ意味は無いから‥
そう教えてくれたのは紀永だよ、時と場合は見極めろって‥‥」
正月からな紀永から受け継いだ、経営と交渉のノウハウ‥
時は待ってくれない、最高の時に最高の一撃を‥
これが紀永が私に教えた事。
だからこそ、今がその時だと思う‥
紀永と共に、早乙女一族全体を私でも押さえ付けられられるようにする為。
「私も‥着替えて来る‥
話通りの格好で良いんだよね?」
「本気だね、止めないよ‥
話し合った通りに‥良いね美紀」
「・・・うん・・・」

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