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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第18章 久々の憂鬱な日々
そ‥そうだよね、紀永の車を全力拒否したけど、車は本社の駐車場‥
朝、私の車で取りに行く訳にはいかないし、早乙女邸から誰か呼ぶしか無い。
食べた後に、本社に寄れば良かったよ‥‥私の馬鹿っ!
「まあ、来るのは遠藤だとは思うから、ついでに会長室で業務をしても構わない‥
心配無いよ美紀?」
「めっちゃ迷惑かも‥‥」
「その為の遠藤だからね‥
さっ、先にシャワーを使っておいで?」
「あ‥うん、そうする」
私ったら会社のままの格好で、中途半端に髪を下ろした状態‥
これじゃ寝るに寝れないでしょう。
慌ててバスルームに飛び込み、シャワーを使い置いているパジャマ姿‥
このマンションの中も、私の物がかなり増えた。
「・・・
良いよ紀永・・・」
「ああ・・
私も軽く使うから‥
眠たいのなら、寝ても良いから」
「髪を乾かさないと、明日の朝が大変な事になるよ」
「くすっ‥
それもそうだ‥‥」
笑いながら、紀永はシャワーに‥
私はリビングで髪を乾かす。
「・・・
ずっと長いままだもんね・・」
紀永が、この髪が好きと言ってから、毛先以外は切った事が無い私の長い髪‥
今はもう腰を越えそうに長くなって、毎日こうしてドライヤーで乾かすのが大変。

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