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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第10章 拡大と安定



(・・本当に昔の夢だ‥)


まだ夢があった頃の‥私が間違いを犯す前の話。


あの頃、父の言葉を真剣に受け取っていたら?


私は‥‥違う人生を歩いていたのかも知れない‥もう戻れない事だが・・



それから眠る度に、子供の頃の‥‥父と一緒に居た頃の夢を見る‥
何度見た事だろう‥だが夢は嫌なものでは無く、本当にあった楽しいものばかり・・・


何度か繰り返した後、1本の着信が入った‥葉山からだ。



「・・・
私だ・・・」


『だいぶお疲れのご様子で‥大丈夫ですか社長?』


「ああ・・
いや‥少々夢見がね‥
今の私には堪えると言ったところか・・
それで、葉山が連絡して来たと言う事は‥‥」


『はい、手筈と証拠資料全て揃いました』


「そうか‥
こちらも新プログラムを特許申請に出した、これで特許が許可されるまで、誰も手出しは出来ない」


『流石ですね‥
では揃えた資料をそちらに?』


「私が直接事務所に行く‥
今は安定しているからね、1日くらい空けても問題ないだろう」


『分かりました、事務所でお待ちしています』


これから私の腕の見せどころ‥
せめて父が生きている内に、最後の手向け‥そのつもりだ。


折り返し、朔夜叔父に連絡を取る・・


今日は重役陣全員本社内に居るらしい‥
会長は朔夜叔父が連れて来るようだ。



「・・・
これが本当に最後の・・・」


気合いを入れ直し、スーツ姿に着替えをして、病院から出て事務所へ‥


待っていた葉山に、手筈の説明を聞き、資料を貰い確認‥
これなら文句は無い、流石葉山と言ったところ。


全て確認し終わり、葉山を連れ私は本社へと向かった・・・



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