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第1章 初めては、パパ

ヌプッ…

んぅっ！！

もの凄い痛みがあって、目をギュッて、瞑って、父さんの腕をギュッと掴んだ。

ハァッ…

ヌプッ…

ギュッ…

目をコッソリ開けてみたら、父さんもしかめっ面してた。

「ハァッ…ふんっ！！」

ブチッ…

何かが、破れた音が聞こえた。

ハァッ…

「澄佳…痛かったか？」
「うん。でも、我慢した。だって、今日父さんの誕生日だったから。」

そえ言うと、父さん笑って、チューしてくれた。

でも、父さんまだしかめっ面だった。息も、ハァッハァッしてた。