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第4章 遠山 美香 13歳

その頃の石田。

「はっ？遠山美香の母親が入院？いつ？」
「確か、四時間目の授業の最中にTEL受けて、もう三時間前ですかね？」

¨おかしい。確か、俺が見張ってた時、パチンコしてたぞ！¨

「ありがとうございます。すっかり、忘れてました。この事は、ご内密に。」

学校を出て、急いで、遠山さんに電話した！

「…。」
「すいません！すいません！」
「石田…。あの家に行ってこい。俺は、今から、会議なんだ。外せん。すまん。」

¨なんてこった。もっと、しっかり注意しとけば良かった！美香！¨

「常務、時間です。」

携帯が鳴った。

≫パパ？助けて。死にたい。破かれた制服がメールに添付されてた。

¨遅かったか…。美香。¨

会議が始まっても、内容が頭に入らず…