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第3章 秋山 桜 15歳

「はぁっ。何でこんなことしたの？」
「ごめんなさい。」
「名前は？学校は？おうちの人は？」
「あの、学校に連絡しま、すか？」
「おうちの人に連絡とれなかったらね。で、どうなの？」

¨この時間なら…¨

「ママが、あっ、母が居ます。」

つい出来心で、たいして欲しくもない消ゴムをスカートのポケットにいれたとこを、お店の店長さんに見つかった。

私は、正直に家の電話番号と自分の名前を教えた。

「良かったね！ちゃんと、おうちの人が、迎えにくるから。ごめんね。怖いことばっか言って。これも、仕事だから。もうしないでね。」
「はい。」

そして、更なる追い討ちが…