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第1章 卒業

「やっと中学生か。」
「うん。でも、まだバイトは、出来ない。」
「当たり前だ。高校生になれば、出来るよ。その前に、彼氏か？」
「えっ？！まだ、いらなーい。」

卒業式で緊張してたせいか、お腹が満たされると少し眠くなってきた。

「今日は、卒業式だったからな。お前、明日から春休みだろ？」
「うん。ちゃんと勉強しとくよ。お婆ちゃん、参考書ゴソッと送ってきたから！」
「俺も、たまには飲むか。」

帰ってから、パパはお酒を飲みながら、テレビを見て、私は、お風呂に入ってから、寝た。

どれ位たったのかな？

モゾッ…モゾッ…モゾッ…

枕から伝わる音が聞こえた。