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第2章 ゲーム中
「ほいっ」
昨晩...今朝迄の行為で、昼過ぎまでベットでデットで過ごしている私。
そして今、躰が動かなくなっている私を甲斐甲斐しく、遅い朝食兼昼食を
「はい、あーんして」
ばりに、介護するヒビキ。
ヒビキが休日の時はこうなるのもお約束。
それが、嫌ではない私。
思想相愛。
結構ちょれーと、自分でも思うわ。
ポンっと、放り投げたモノをキャッチすると、それはヒビキのスマホでした。
「なにこれ、ヒビキゲームなんてしないじゃん」
「暇だったから」
と手にとった画面を見て...。
「なにこれ」
「昨日さ、タミの暴露を聞いて思いついた」
キラーン。
澄んだ瞳。
嫌、この場合は
棲んだ瞳。
なにか悪いモンが棲み付いてる。
「お前の元カレとの記憶を上書きさせてもらう」
もう一度、キラーンと瞳を輝かせ、私の後ろに回り込み、私の手に持っている自分のスマホを操作する。
その画面に写っているのは、エロゲーでした。

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