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夢…獏の喰わぬ夢
第7章 現在
「まだ恥ずかしい?
ならこうしよう。」
彼女が持っていた手拭いで彼女に目隠しをした。
「僕が君の目になるから。」
シャツをめくり上げる。
「ここに白い丘がある。」
指先と舌で美しい丘をたどる。
「丘の頂上には見たことのない果実がある。とても美しい。」
果実を口に含む。
吐息が漏れる。
「どんどん敏感になっていくね。」
彼女の唇を吸う。
甘い吐息。
「ここは美しい音色を奏でるハープ。今は言葉を発してはいけないよ。
音色と声まで、
伝えたいことは首を振るか頷くかで知らせるんだ。」
彼女は静かに頷く。
僕は唇、瞼、首筋にキスをしてシャツのボタンを上からゆっくり開ける。
現れた白い肌に音をたててキスする。へその脇にキスをしてシャツを開いた。
「綺麗だ。陽を浴びて、産毛が光ってるよ。」
視界を遮られ興奮しているのか、彼女が深呼吸をする。
「今深く息をしたね。胸が大きく動いたよ。」
彼女は顔をピンクに染める。
僕はへその周りに舌を這わす。
安堵の息をついたのを見て、僕は両手で胸を包み込んで寄せる。
驚きで彼女の産毛が逆立つ。胸の谷間に舌を差し入れて、谷間をなぞる。

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