パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第9章 合流

「んー、埋まってるなぁ」

パネルを見ながらタカダが呟く。

部屋の写真と号室が書かれたパネルは、半分以上が埋まっていた。

チヨは各部屋毎にラベルが貼ってあるのに気づく。
部屋のコンセプトだろうか？
モダン、シンプルといった中に、ライトと書いてある部屋をタカダは選んだ。

「さ、行くよ」

チヨは言われるがままに、タカダの後をついてエレベーターに駆け込む。
あられもない姿のはずなのに、特に何か言われることもないまま、部屋まで到着した。


タカダに促されるまま部屋に入り、中を見渡したとたんチヨは言葉を失う。

「へぇ、ライトな割には、いいね」


タカダもキョロキョロしながら満足気にほほえんだ。