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止められなかった…
第11章 不安定な心…
孝さんは話を続ける…
“ゆな…昨日さ………”
言葉を詰まらせる。
少し間をおいて
“…ホント悪かった…”
…私は言葉を返せなかった。
今、私の心の中に『怒り』『悲しみ』が存在していなかったから…
本当なら、泣き喚いて責め立てるべきなのかもしれない…
でも…そんな事を少しも思っていなかったから…
自分の気持ちが良く分からなかった…
お風呂から無言で上がった私達は、身支度を整え部屋を出る。
孝さんの後に続く私は、部屋を見回し、ベットへと視線を移す。
乾いてはいるものの、昨夜の繰り返し行われた行為の痕跡が染みとなりハッキリと残っていた…。
“ゆな…昨日さ………”
言葉を詰まらせる。
少し間をおいて
“…ホント悪かった…”
…私は言葉を返せなかった。
今、私の心の中に『怒り』『悲しみ』が存在していなかったから…
本当なら、泣き喚いて責め立てるべきなのかもしれない…
でも…そんな事を少しも思っていなかったから…
自分の気持ちが良く分からなかった…
お風呂から無言で上がった私達は、身支度を整え部屋を出る。
孝さんの後に続く私は、部屋を見回し、ベットへと視線を移す。
乾いてはいるものの、昨夜の繰り返し行われた行為の痕跡が染みとなりハッキリと残っていた…。

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