この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
止められなかった…
第25章 寄り添う人…

タバコの火を消した所で、峻くんの動きが静止した。
直後、振り返って私を見るやいなや
“ゆなちゃん。…今日の晩ご飯オムライス作って~”
と突拍子も無い言葉を投げてきた。
“…何で?”
“ん?オムライス好きなんだ~俺♪”
“好きなんだ~…って…”
と、時計を見て慌てる。
ノンビリと話している暇は無かった。
お互いにテキパキと身仕度をして玄関へ向かう途中、私はまた置きっぱなしになっている荷物に気付く…
“峻くん。荷物…”
“ん~?晩ご飯オムライス一緒に食べるじゃん”
“ホントに来るの…?”
私が問いかけると、包み込むような穏やかな笑みを浮かべ、頭をポンポンとしながら
“一緒に作ろうか♪”
と楽しそうに返事を返し、峻くんは一足先に会社へ向かった。
後を追うように車に乗り込んだ私の耳には
『トクントクン』
と心地良い胸の音が鳴り響いていた……
直後、振り返って私を見るやいなや
“ゆなちゃん。…今日の晩ご飯オムライス作って~”
と突拍子も無い言葉を投げてきた。
“…何で?”
“ん?オムライス好きなんだ~俺♪”
“好きなんだ~…って…”
と、時計を見て慌てる。
ノンビリと話している暇は無かった。
お互いにテキパキと身仕度をして玄関へ向かう途中、私はまた置きっぱなしになっている荷物に気付く…
“峻くん。荷物…”
“ん~?晩ご飯オムライス一緒に食べるじゃん”
“ホントに来るの…?”
私が問いかけると、包み込むような穏やかな笑みを浮かべ、頭をポンポンとしながら
“一緒に作ろうか♪”
と楽しそうに返事を返し、峻くんは一足先に会社へ向かった。
後を追うように車に乗り込んだ私の耳には
『トクントクン』
と心地良い胸の音が鳴り響いていた……

