パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 イチャラブ　編　１－１

「梨乃ちゃん・・・」
俊君は優しく囁くとまた唇を重ねてきた。お化け屋敷の途中から合流して何度目かのキス。
私が怖がってしがみ付かなくても、そんな事はお構いなしにキスをされる様になっていた。
今も廃病院の薄暗い廊下の更に暗くなっているところに引き込まれて抱きしめられている。
湿度が高い。淀んでいる空気が身体にまとわりついて重く感じる。ワンピースの中で汗を浮かべている肌が薄い生地をピッタリと吸い寄せて、身体のラインをハッキリと俊君に見せている。それを確認する様に両手が身体中を撫でまわしていく。

俊君も興奮しているのが分かる。私の身体の凹凸を全て確かめる様に這わせている指は、左右のお尻の膨らみが作る深い谷間へ何度も降りて行こうとしていた。
その度に腰を振って逃げても、少しずつ少しずつ指先は秘部に近づいていく。琢磨にもスカート越しに触られてしまった時の気持ちよさを身体が思い出す。

「あっ　だめっ・・・それ以上はだめ、本当にだめ！・・・」

腰だけでなく腕でも抵抗することで、秘部まで後数センチの所でようやく指の動きを止めてくれる。それでも、逆にそこまでならＯＫと俊君は受け取ったのか、際どいところまで遠慮なく触ってくる。
お尻の左右の膨らみを同時に掴んでプルプルと揺らしたり、裏腿からお尻の膨らみまで何度も撫で上げる。
正直に気持ちいいことを声に出して伝えている私に気を良くしたのか、胸元を引っ張ってまた胸を覗きこんでくる。
ブラのカップで守られていても２つの膨らみをガッツリと見られてしまう。

「やだっ・・・恥ずかしいから・・・」

そう言っても実際は、見られたい気持ちが勝ってしまう。
彼の琢磨に一度しか許していない胸も、ブラまでだったら見られても・・・
そう思い、視線が気持ち良くて、私の興奮度は更に上がっていく。

Ｃカップでも形のよさには自信があった。ビキニの時もノーブラの時も俊君は私の胸をじっと見つめてくれていた。
その時に、ドキドキして嬉しくて、そして少し興奮していたことを思い出す。
見られるだけなら・・・ううん、もっと見て！・・・

カップの中で更に蕾がキュンキュンと硬くなっていく。
こんな状態の時に、指先で跳ね上げられたり抓られたりしたら凄く気持ちいいのに・・・
それが分かっているから、すぐに見られるだけでは物足りなくなってしまう。