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第12章 イチャラブ　編　１－１

予想外の行動にカッと全身が熱くなる。汗が出てくる。
抵抗する間もなくその場で回れ右をさせられると、両脇から出てきた京一君の腕が胸の膨らみを揉み始めた。

「いやっ！」

男の子がそんな言葉で止めないことは分かっている。けれどその言葉で自分も興奮してしまう。
左右の膨らみを優しく揉んでいる指先に徐々に力が入ってくる。ブラとワンピース越しでも刺激されている内に、先端の蕾はキュンと硬くなってくる。
京一君の指はすぐにそれを感じ取り、指の腹で蕾の周りを摘まむようにして刺激する。

「んっ　んっ　んんっ！・・・」

気持はよかった。でも昨日、ラブホで俊に直に触られ、刺激されたのに比べればボンヤリとした刺激だった。
始めはそれでも良かったのに、徐々に物足りなくなってくる。
もっと気持ち良くなれるのに・・・

それを知っているからどうしても求めてしまう。
お互いに好きな相手がいて、イケない事をしているのに、高校生になって初めて好きになった人にもっと気持ち良くしてもらいたい、そんな気持ちが溢れてしまった。

私は胸のボタンを上から１つ２つとゆっくり外していく。心臓が痛い程弾んでいる。
京一君の手の動きが止まった。
更にボタンを３つ目まで外すと静かに手を降ろした。

一瞬の間の後、右手がスッと胸元に入ってきた。左の膨らみがブラのカップごと揉まれ始める。
「んんっ！」
ワンピースが１枚無くなっただけなのに、気持ちよさが違う。キュウッと蕾が硬くなる。
思わず前かがみになってしまった身体を強引に起こされた。
唇が塞がれる。すぐに舌が入ってくる。
京一君の興奮度も凄く上がったようだ。全てが荒々しくなってきた。力強い愛撫に私も引き込まれていく。

降ろした右手に偶然当たる京一君の大きな塊。ワザと腰を振ってお尻に当てられていた時から感じていた。俊よりも大きそう、と。
それを今度は右手にワザとぶつけてくる。

触りたい・・・

直接ではなくても、彼氏の俊のモノを始めて触ってから時間が経ってはいないのに、今度は友達の彼のモノを触りたいなんて・・・いやらしい女の子・・・

考えるだけでもゾクゾクする。

「あっ　ああっ！」

京一君の指がカップの中に滑り込んできて、直に触り出した。膨らみを包むようにしながら指先で揉みほぐしてくる。
気持ち良くて声を止められない。