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第10章 Scene.09

　
　そして着いたのが小さな町。

「うわっ……なに…あの女………」

「…ちょっとぉ…ヘンタイじゃないのぉ？」

「絶対ヤりまくってるよなぁ」

　うん。

　アタシを見るこっちの人種の反応も久々。

　アタシの前を、露出が激しいビキニアーマーを来た娘が歩いてる。

　当然、他人種はアタシの恰好もその娘の恰好にも無反応。

　こっちの人種は、何故かアタシだけに反応してくる。

「殆ど真っ裸じゃん」

「アソコなんてスケスケで見えてるしよぉ」

「プリケツに爆乳………堪らねぇな」

　若い男達の言葉にゾクゾクしてくる。

　スケスケエロＶ字型水着。

　股布が湿ってペタッと張り付いちゃってる。

　しかもビラビラまで食み出ちゃってるかもしれない。

「あーあ………相変わらず…ねぇ」

　細い紐を持ち上げるように、ぷくっと乳首を勃起させるアタシに呆れるアカネ。

　視姦されるなんて久し振りなんだから仕方ない。

　ヘンタイ露出マゾオンナの本能も、そうそう萎えるモンなんかじゃない。

「………」

「………」

　てか、男二人が股間を押さえながら、ヤケに距離を置いているのが妙に癪に障る。