この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
change
第7章 告白
寂しがり屋のくせに強がり。そんな親友から離れずにいたのは自分だ。
「俺だって寂しかったよ…。お前がいないと落ち着かない」
「智也…」
遠くからサイレンが聞こえる。
「…慧吾…。落ち着いたら俺の話…聞いてくれないか?」
「え…」
「どうしても…伝えたい事がある…」
バタバタと駆け上がってくる救急隊員に任せると、智也は自分の部屋に戻った。
「これで…終わりにしよう…」
【転勤辞令書】
本社から急な異動が言い渡され、念願の昇進が決まった。
だが、それは大好きな親友と離れ離れになる事を意味する。
これを期に、全て終らす覚悟を決めた。
「俺だって寂しかったよ…。お前がいないと落ち着かない」
「智也…」
遠くからサイレンが聞こえる。
「…慧吾…。落ち着いたら俺の話…聞いてくれないか?」
「え…」
「どうしても…伝えたい事がある…」
バタバタと駆け上がってくる救急隊員に任せると、智也は自分の部屋に戻った。
「これで…終わりにしよう…」
【転勤辞令書】
本社から急な異動が言い渡され、念願の昇進が決まった。
だが、それは大好きな親友と離れ離れになる事を意味する。
これを期に、全て終らす覚悟を決めた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


