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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第12章 アズの過去

最初は驚いて瞳を開けたままだったアズも、ゆっくり瞳を閉じて、深く甘いキスに身を委ねていた。
アズの手が私の頭をグッと掴んで、キスが段々と深くなっていく。
アズをもっと感じたくて、舌を自分からも絡めていくと、それにアズも応えてくれる。
頭も体も蕩けていく。
何もかも忘れて、アズとのキスに夢中になっていた。
「はぁっ…、俺をこんなに煽って、どうするの?もう止められないよ…。」
「うん…止めないで。激しく抱いて…アズをたくさん感じたいの…。」
「そんな事言って…。どうなってもしらないよ。」
「アズとなら、どうなってもいい…。」
その瞬間、アズの唇が私の耳朶をカプッとかじって、私の耳元でアズが甘く囁いた。
「俺じゃなきゃダメって思うくらいに、感じさせてあげるから。俺を感じて!俺を愛して!」
私の首筋にアズの舌が這っていく。
アズに食べられてしまうのではないか、と思う程今日のアズは激しく私の体に荒いキスを落とす。
時折、歯を立てて皮膚にピリッと刺激が与えられて、その度私の体はピクンと跳ねては、アズがくれる刺激に反応していく。

