この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
新しい生活
第10章 真夜中の臨界点

返事を返すのに、戸惑いがあった…
きちんと断らなければならない…と思っていたのに、躊躇う自分がいた…
「いいですよね…もちろん…江田さんには内緒にしますので…」
鄭さんの指がスカートの上をゆっくりと動いていた…
手を払いのけるのも、何故か躊躇いを感じていた。
まだ、先ほどの火照りが身体の奥深くに残っていて、指を動かされると、ゾクゾクとする感覚に、反応している嫌な自分がそこにいた。
深夜の郊外の幹線道路は、空いていた…
「…え、いえ…うん…」私は答えにならない返事をしていた。
なんて返事をしていいか、迷いがあった…
「それとも…僕の部屋で、少し…」
「この近くですので…」
私は、小さく頷いてしまっていた。
脳裏に焼き付いていたのは、あのジリジリとした蕩ける感触を思い出していた…
きちんと断らなければならない…と思っていたのに、躊躇う自分がいた…
「いいですよね…もちろん…江田さんには内緒にしますので…」
鄭さんの指がスカートの上をゆっくりと動いていた…
手を払いのけるのも、何故か躊躇いを感じていた。
まだ、先ほどの火照りが身体の奥深くに残っていて、指を動かされると、ゾクゾクとする感覚に、反応している嫌な自分がそこにいた。
深夜の郊外の幹線道路は、空いていた…
「…え、いえ…うん…」私は答えにならない返事をしていた。
なんて返事をしていいか、迷いがあった…
「それとも…僕の部屋で、少し…」
「この近くですので…」
私は、小さく頷いてしまっていた。
脳裏に焼き付いていたのは、あのジリジリとした蕩ける感触を思い出していた…

