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いとかなし
第8章 いろならば いづれかいかに
糸は隣に座り、啓司の横顔をまじまじと見つめていた。
「何?そんなに見つめられると照れるな」
「ごめんなさい」
真っ直ぐ見つめ合うと直ぐに視線を逸らしてしまう。
けれど、横顔ならいつまでも見つめられる気がした。
他愛のない話をしながら、途中サービスエリアに寄り、小一時間程で到着した。
「チェックインまで時間があるか、ちょっと歩こうか」
車を停めて辺りを散策する。
手を繋いでゆっくりと、お土産物屋さんや工芸品の店を見て回る。
糸は特にガラス工芸の店では熱心に作品を見つめていた。
「綺麗…」
「どれがいい?初デートにプレゼントさせて?」
啓司は糸が指した複雑な藍色に輝くストラップを購入した。
「何?そんなに見つめられると照れるな」
「ごめんなさい」
真っ直ぐ見つめ合うと直ぐに視線を逸らしてしまう。
けれど、横顔ならいつまでも見つめられる気がした。
他愛のない話をしながら、途中サービスエリアに寄り、小一時間程で到着した。
「チェックインまで時間があるか、ちょっと歩こうか」
車を停めて辺りを散策する。
手を繋いでゆっくりと、お土産物屋さんや工芸品の店を見て回る。
糸は特にガラス工芸の店では熱心に作品を見つめていた。
「綺麗…」
「どれがいい?初デートにプレゼントさせて?」
啓司は糸が指した複雑な藍色に輝くストラップを購入した。

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