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第24章 触れたい…あなたに…

「嫌うって…何だよ」

腕を振り解き結翔はベッドにドサリと無造作に組み敷いた…

そんな結翔の視線が…

はずせない…

そうして雅は、そのまま目線を外せぬまま凝視する結翔をただ、見つめるしかなかった。

「ねぇ雅…知らないと思ってる？」
「…ｯ」
「和は受け入れられて何で俺は無理なの？」

雅の顔が一瞬にして強ばった。


聞くつもりじゃなかった…

言うつもりなんてなかったのに…

何だってこのタイミングなんだ…俺は…


しかし言葉は戻せないまま小さく笑う結翔。
目はどこか寂しげな…それで居て遠くを見つめているようだった。