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第17章 歩み寄る心

【雅？どう？キス君にはちゃんと言えた】

そう、相手は陽だった。ふっとため息を吐くしかなくも雅は返事を入れた。

【私ね、解った事があったんだよ。】
【どうしたの？】
【やっぱり婚約者の方選ぶね。】

その返事を入れて時期に電話が入ってきた。

「もしもし？」
『雅！ちょっと！いいの？！』
「いいのって？」
『あの決定！』
「うん。大丈夫だよ？私は後悔しないし。」
『もう…幸せになれる？』
「解んない。でも私ちゃんと考えて決めたことだよ…？ごめんね？ありがとう」

そういうと"そう言うことなら…"と通話は切れた。