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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第17章 歩み寄る心
一時肌を重ね合った2人。ホテルを出ると宮田は雅を公園まで送り届けた。
「じゃぁ…」
「ん」
それだけの短い会話をすませると雅は車から離れて、宮田だけを乗せた車は発進していった。
その車を見送りながら雅はどうにも押さえられない気持ちを抱えたまま結翔に電話をかけた。
プルルルル…プルルルル…
2回…3回…4回となるものの結翔は出ない。
「そうだよね、お仕事中なら仕方ないもん…」
そうして雅は発信を切った。
なんでだろう…
もっと…と求めたくなるのが
愛してくれた宮田ではなく
結翔さんと言うこと…
「じゃぁ…」
「ん」
それだけの短い会話をすませると雅は車から離れて、宮田だけを乗せた車は発進していった。
その車を見送りながら雅はどうにも押さえられない気持ちを抱えたまま結翔に電話をかけた。
プルルルル…プルルルル…
2回…3回…4回となるものの結翔は出ない。
「そうだよね、お仕事中なら仕方ないもん…」
そうして雅は発信を切った。
なんでだろう…
もっと…と求めたくなるのが
愛してくれた宮田ではなく
結翔さんと言うこと…

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