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第49章 番外編 光と影

「ただのゲームさ」



ルールは一つ

先に達した方が、相手の言うことをなんでも一つ聞く



「良いだろう」



たまにはレオンのように巫山戯てみるのも悪くない



「じゃ、早速」

「…っ……」



ヘレーネはミゲルの首筋をひと舐めすると、そのまま厚い胸板へと舌を下ろしていく



「ﾊｧｯ…うっ！」

「……へぇ、あんたここが弱いんだ」



乳輪をなぞられ、乳首を捏ねられる度に大きく背中を反らすミゲル。

本当に、意外な弱点だった



「ﾝｯ……」

「それも右より左、か……」



上目遣いに冷静に分析しながらヘレーネは責め続ける



「案外……簡単だったかもね」



媚薬のせいもあるだろう–––いつもより早く、大きく形を変えた象徴が全てを物語っている



「……っあ」



負けるまいと、伸ばされた男の指先が女の乳房を鷲掴む

そしてそのまま頂点を強く捻った



「ｱｱｯ……」

「そうか…強い刺激の方が好みなんだな」