この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
出会い系体験談~秘密の調教日記~
第9章 カイ(年齢不明)
「鍵貸して。俺が運転する」
そう言われ、あたしは車の鍵を渡した。そういえば、行きつけのホテルがあるって言ってたっけ。
運転を任せると、意外にも安全運転だった。
「あさみはどんな体位が好き?」
「……あさみ?」
つい睨み付けてしまう。
「あ、あさみじゃなくて本名のがいい?」
「どちらでも」
「で、体位は?」
「……黙秘権」
「じゃあ触られて気持ちいいところ」
「…………」
「縛られたりとか好き?」
「どちらかというと縛る方が」
「ああ、そっちの嗜好だった、忘れてた」
圭介は軽く笑った。
「おまえの嗜好とずれてたとしても、今日は楽しませてやるよ? セックスなんてただのスポーツだ」
「スポーツ?」
「普段のしがらみやらストレスやら全部吹っ飛ばして、スッキリさせてやるから、任せとけ」
怪しいグッズか何かの販売員みたいな顔で、圭介が頷く。
ちょうど信号だった。ふいに圭介があたしの耳に唇を寄せ、ぺろりと舐めてくる。
不意打ちに、ぞくりとした。
「今までの四人とは比べものにならないくらい、気持ちよくしてやるから待っとけ」
その声に、あそこから蜜が溢れる感触があった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


