パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 スタート

ご主人様の調教が始まった。

最初は脇腹の辺り、そして僅かにお尻に手が触れる。

ご主人様の手の感触。
３ヶ月待ってやっと触れられた体。
ご主人様の手を覚えなければ…

３ヶ月の間、ご主人様に教えられたことを思い出す。

自分だけが悦んではいけない。
浅ましく欲を貪ってはいけない。
ご主人様を感じ、ご主人様の喜ぶことを常に考える。

メールや電話で命令され、自ら体を高めながら、ご主人様に教えられたことだった。

『淫らな淑女になれ。
私を喜ばす人形になれ。』

何度も言われた言葉を反芻しながら、ご主人様の愛撫を味わった。